研修プログラム

研修プログラムの管理・運営組織

院内に臨床研修委員会を設置し、本委員会がこのプログラムの管理運営に関し責任を持つ。

(研修指導体制)
 プログラム責任者:木田真美(副院長)

 プログラム責任者のもとに、研修を行う各診療科の科長が指導責任者となり研修に責任を持つ。
複数の指導医がいる診療科にあたってはチームで指導にあたり、指導医1人診療科はマンツーマンで指導にあたる。但し、日常診療の疑問に診療科を超えて聞ける研修体制をとっている。

研修プログラムについて

(プログラムの名称)栗原市立栗原中央病院臨床研修プログラム

 当院では、厚生労働省より提示された「臨床研修の到達目標」に準じ、共通研修目標及び各科における研修目標を策定している。 研修医の希望を尊重しながら、統一プログラムで、ローテート研修を実施する。
 研修ローテートは、以下のとおりであるが、研修順序は、各研修医により異なることもある。
R5年度研修スケジュール基本形

※色のついた診療科が必修科目
※救急必修不足分の8週は当直勤務とする(4~6回/月で40回以上)ただし、協力型病院及び施設での研修中は免除する。
※栗原中央病院においての自由選択科目は、研修中に常勤医がいる診療科(⑩)が選択可能。
※必修科目の産婦人科と精神科は、2年次での研修となる

①研修開始前の1週間のオリエンテーション期間に、研修医の心構えから始まり、医療安全管理や院内感染対策について等の講義、臨床検査科実習、救急医療の実習を行う。
②必修科目を、2年間の間に最低決められた期間を研修する。
③必修科目の内科24週は、内科(消化器系、呼吸器系、糖尿病代謝系等)及び循環器内科に適宜配属させる。
④必修科目の外科4週は、栗原中央病院で研修する。
⑤必修科目の小児科4週は、症例数が豊富な大崎市民病院で研修する。
⑥必修科目の救急12週は、当院において実施する2年間の救急当直研修を8週分として充当し、その後、仙台医療センターにおいて4週集中して研修する。
⑦必修科目の産婦人科4週は、東北大学病院、東北公済病院、大崎市民病院、岩手県立磐井病院で研修する。
⑧必修科目の精神科4週は、国見台病院、岩手県立南光病院で研修する。
⑨必修科目の地域医療4週は、岩手病院、令和クリニック、やまと在宅診療所栗原、栗原市立若柳病院、栗原市立栗駒病院の中から複数選択し研修する。
⑩自由選択は、必修科目研修での不足を補うとともに、内科・外科・整形外科・小児科・麻酔科・皮膚科・眼科・放射線科・保健・医療行政などから、研修医のニーズに合わせた科目の選択とする。麻酔科は、当院又は4週の期間を限度に大崎市民病院で研修する。保健・医療行政を研修する場合は、1週で栗原保健所において研修する。
さらに、将来専攻とする専門的な診療科は、東北大学病院で4週研修することができる。
⑪剖検については栗原中央病院、東北大学病院で行っており、CPCは当院にて非常勤病理医の指導のもと行う。
⑫到達目標に未達成がある場合は、到達目標達成のために必要な診療科を割り当てることがある。
⑬1年次から合わせて自由選択期間が56週とフレキシブルな研修プログラムを組むことができるため、研修医の希望に応じて将来専門とする診療科を中心に複数科研修できる。

令和2年度 臨床研修年次報告

様式10_臨床研修病院年次報告書.pdf
様式10別表_病院群の構成等.pdf
様式10別紙1_研修管理委員会の構成員及び開催回数.pdf
様式10別紙2_診療科ごとの患者数及び研修医数.pdf
様式10別紙3_研修プログラムの概要.pdf
様式10別紙4_指導医名簿.pdf

令和6年度開始臨床研修プログラム(R5.4作成).pdf