臨床研修の理念・特徴

理念

 臨床研修は医師としての第一歩でもあり、その後の医師としての生涯の発展に大きな影響を及ぼすものです。 医師としての人格を涵養することのできる研修を目指すとともに、将来の専門性に関わらず、医学・医療の社会的ニーズを認識し日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力を身につける研修を目指 します。

特徴

  • 豊富な症例経験が可能(地域の中核病院:救急医療、地域医療)
  • 学習・研鑽へのサポートがある(外科内科カンファレンス医局勉強会、CPC、症例発表会、学会での発表、など)
  • 柔軟で自由度の高い研修プログラム
  • 処遇への配慮(医師宿舎もしくは借り上げ官舎有、各種手当有研修医室(インターネット可能)、給与面も優遇)
  • 複数の指導医がいる診療科にあたってはチームで指導にあたり、指導医1人診療科はマンツーマンで指導にあたる。 但し、日常診療の疑問に科を超えて聞ける研修体制をとっている。
  • 当直は、3か月間は半副当直、4か月目から副当直にあたる。2年目は正当直医のもと当直にあたり、翌朝、症例の確認を行う。
    診療科を問わず、当直医が指導にあたり、専門性を要する場合には、当直医以外にも各科の待機医が指導にあたる。